「24時間いつでもどこでも暖かい家」を第一キーワードとして、
高気密高断熱住宅専門建築設計事務所である石川県のコンセプト建築設計さんにて
富山県での家づくりの依頼をしました。
その結果として、床下エアコン1台による床下暖房を行う家に住んでいます。
家に入居してすぐ小さなトラブルがあったことを思い出したので、メモを書き残します。
高気密な住宅ならではのトラブルだったので、同じ経験がある方は是非見てください。
Contents
エアコンからポコポコポコポコ・・・音が気になる
入居してすぐエアコンにて再熱除湿をしていたのですが、間もなくポコポコやポンポンといった音がエアコンから聞こえてくるようになりました。
かすかに聞こえるくらいで気になるときもあれば気にならない時も。
でも気になりはじめたら止まらず気になり続け・・・。
エアコン電源をオフにすれば切れるし、除湿・冷房どちらの機能でも発生しました。
原因は気密性の高い家だから!?
さっそく、Googleで「エアコン ポコポコ」検索しました。
同じような症状に悩む方々がおられ、原因から解決方法を知ることができました。
Google先生ありがとうございます!
空調設備メーカーダイキン工業の公式サイトにもQ&Aの記載があり非常にわかりやすかったので転載します。
気密性の高い家の場合、空気の通る場所が少ないことから、エアコンの室外機につながるドレンホースに空気が逆流することでポコポコと音がするそうです。
コンセプト建築設計で建てた私の家は、C値0.1の超がつく高気密住宅です。
過去メモでも書いたとおり、すきま風は一切なく、また24時間機械換気にて安定的な換気をしています。
過去メモ:変な勘違いー高気密高断熱の家は息苦しい・・・わけがない。
ですが、エアコンの空気逆流などには影響を与えるんだなぁ、と当時は初めて住む高気密高断熱住宅の暮らし方の違いの勉強となりました。
解決には業者修理が必要!?
さきほどのダイキンさんのHPにも書いてあるのですが、「ドレンホース用逆止弁」の取り付けが必要だそうです。
ドレンホースに空気が逆流しないためのオプションのようです。
「取り付けは、お買い上げの販売店にご相談ください。」とも記載あり。
・・・え!?
この後もGoogle検索していたところ、実際に業者修理(正確には逆止弁設置ですかね)を依頼すると、5,000円~8,000円程度かかるのが相場のようです。
部品代というよりは、業者の方が修理に来る技術料だと理解しますが、一般庶民には高いです。。。
DIYで解決、キーワードは「おとめちゃん」。
ドレンホース逆止弁の写真を見る限り、部品代も安そう、設置自体も簡単そう、ということで更に調べてみました。
ドレンホース逆止弁とビニールテープを買えば、あとはハサミを使った簡単なDIYで解決のようです。2つとも買っても費用は1,000円以内におさまります。
ごく普通のビニールテープです。
DIYを実際にやってみた。
DIYとも言えないくらい簡単にできましたので、ポコポコ音が気になる方は是非自分で試してみてください。
ドレンホース探し
室外機のそばにある白いドレンホースに逆止弁を取り付けます。
(既に取り付け後の写真です。)
余分なドレンホースを切る
おとめちゃんを付けるので長い部分をちょきっと。
おとめちゃんを付ける。
切った個所に「おとめちゃん」を押し込んで付属金具を取り付けます。
ビニールテープを巻く。
ドレンホースと「おとめちゃん」をビニールテープでぐるぐる巻きにします。
先に切って余ったドレンホースも再度取り付けました。
完成!
これだけで、本当にポコポコ・ポンポン音がなくなりました!!
今日のまとめメモ
高気密住宅だからこその問題ですが、自分で簡単に解決できる内容です。
ポコポコ音が気になる方、ぜひDIYをチャレンジしてみてください。
- 高気密住宅では、エアコンからポコポコ音がするかも。
- 原因は、高気密なためエアコンのドレンホースから空気が逆流するから。
- 解決・対策は、業者依頼は高いので、DIYがおすすめ。
- 逆止弁の名前は、因幡電工の「おとめちゃん」!