ビジネスホテルも高断熱化?樹脂サッシ窓導入へ。

普段は家づくりやDIYに関する内容が多いですが、今回はビジネスホテルに関するお話です。

といっても、最近のホテルは高断熱化に向かっているんだなーと感心した話なので、暖かい家づくりカテゴリに入れています。

参考メモ:日本の窓はなぜ断熱性能が高い樹脂サッシが普及しない?

新しく建築されたビジネスホテルに泊まったら

最近、ビジネスホテルに泊まる機会があり、どうせならということで、新しく建築された綺麗なビジネスホテルを選ぶことにしています。

その中で、(私の知る限りですが)ホテルでは珍しく、樹脂サッシ窓を用いたホテルを2件見つけました。

ルートイン

18年1月に泊まった、ルートインが樹脂サッシ窓が導入されており、驚きました。

15年に建築されたホテルらしいので、少なくとも15年以降ルートインでは樹脂サッシ窓が使われているようです。ベッドが壁に近接していますが、外が大雪の状況でも冷気を感じることなく快適でした。

内倒し窓でした。樹脂サッシ窓なので、サッシ枠は非常に厚みがあります。おそらく2層ダブルガラスで3層トリプルガラスではないように思いました。大きめの窓だったのもあり開けた際に、ずっしりとした重さを感じました。

宿泊した18年1月は北陸でも珍しいくらいの大雪・・・でしたが、近づいても冷気は少なく樹脂サッシ窓の効果はしっかりでていました。

樹脂サッシ窓を供給しているメーカーがどこかな、と気になり、サッシの周りを見てみました。サッシにはメーカ名の記載がなく、規格や品種名のみ・・・。PVC=ポリ塩化ビニル樹脂を指しますのでやはり樹脂サッシだとわかります。

YKKAPかLIXILかエクセルシャノン、一体どこでしょうか。MADE IN JAPAN と記載あるので海外工場生産するメーカーのものではなく。規格や品種の頭文字で、Google検索してもひっかからず。うーん、気になります。誰かご存じないでしょうか。次、コンセプト建築設計さんとお話する機会があれば、雑談として話してみようかなと。

東横イン

18年5月、つまり今月宿泊しました新築の東横インも同じく樹脂サッシ窓が導入されていました。18年4月オープンのできたてのホテルでした。

ルートイン同様、樹脂サッシ窓特有のサッシ枠厚みです。2層ダブルガラスっぽかったです。

内倒し窓構造であることもルートインと同じでした。内倒し窓にしてあるのは、落下などの人身事故が起きないように、でしょうか。

内倒し窓を開けた状態です。上部側が開きます。
東横インの樹脂サッシ窓には、品名や品種など記載されたシールはなく、また取っての形状がルートインとまた異なるようでした。メーカーが違うのでしょうか。

樹脂サッシ導入ホテルのメリット

なぜ今、ホテル業界でも樹脂サッシ導入を進めているか。を勝手に考えてみます。

  1. トータルで見れば費用がお得。
    樹脂サッシ導入によるイニシャルコストはかかるものの、高断熱化による電気代ランニングコストは低下する。チェーン展開のホテルであれば大量に購入するのでよりイニシャルコストは安いのかもしれませんね。
  2. 顧客への新しい価値提案,他社への差別化
    私は冷気がスーっと入るホテルより、どの場所も暖かなホテルを選びます。御飯がおいしい、シャワー水圧が強い、などホテル選びの1つのメリットとして顧客に訴求できるネタにはなりそうです。

ホテル側の長期的なコストダウンと、顧客への価値訴求の両方が行えるという背景があるような気がします。

これは戸建て住宅でも同様で、ただし、サッシメーカーもどの程度ハウスメーカーが購入してくれるかで値づけをしているため、樹脂サッシを積極的に導入しているホームビルダーを施主としては選ぶ必要があります。

今日のまとめメモ

  1. 新しいビジネスホテルでは樹脂サッシ2層ガラス窓を導入するように。
  2. 長期的なランニングコスト削減と顧客への新しい価値訴求が目的だろうか。
  3. ホテル業界でも採用が増えれば、樹脂サッシ普及がさらに進み樹脂サッシ価格が下がるか。サッシ業界の本格的樹脂サッシ移行にはずみがついてほしい。

日本でもどんどん樹脂サッシ普及が進めば、従来のアルミサッシのように初期費用がお手頃になっていくかと思います。戸建て、マンション、ホテルなどの商業施設での汎用的な展開が市場需要を喚起し、ひいては我々消費者の戸建て住宅での費用低減と住環境改善につながればうれしい限りです。

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コメント

  1. くろねこ より:

    はじめまして。
    省エネ法の完全施行により、樹脂サッシにしないと建築申請が降りないようになった対策と思われました。以下要件だと、ホテルも該当です。

    1新築or増改築
    2非住宅建築物
    3確認申請は平成29年4月以降
    4延床面積2000㎡以上

    • TITO より:

      コメントありがとうございます!
      なるほど省エネ法の義務化による動きということですね、勉強になります。こういった法的な動きが進まないとどうしても初期費用がかかる高気密高断熱化の動きにならないのは悲しい話です。