床下エアコン暖房のリスクと対策とは?

24時間いつでもどこでも暖かい家」を求め、
石川県にある高気密高断熱住宅専門コンセプト建築設計にて、富山県で家を建てました。
その結果、床下エアコン1台による床下暖房を行う家に住んでいます。

導入した、床下エアコン暖房のメリットとデメリットをまとめたいと思います。

今回のメモではデメリットとリスク、そしてその対策をまとめました。

床下エアコン暖房とは何か?やメリットを知りたい場合、過去のメモを見てみてください。

過去メモ:床下エアコン暖房って・・・何?①

過去メモ:床下エアコン暖房って・・・何?②

過去メモ:床下エアコン暖房のメリットとは?

過去メモ:床下エアコン暖房のデメリットと対策とは?

床下エアコン暖房とは のおさらい

LDKエアコン

「床下エアコン暖房=高気密高断熱+基礎断熱+床下エアコンによる全館暖房」 です。

床下にエアコンが設置されたらできあがり!ではありません。

そして床下エアコン暖房のメリットは、

「費用を抑えつつ、床面(足元)から、全館暖房ができる。」

となります。

床下エアコン暖房のリスクと対策

デメリットはほぼないのですが、それよりもリスクはあります

(ここでは、リスク=デメリットとなりうる可能性という意味です。)

リスクは何を選んでもあると思いますので、床下エアコンでももちろんリスクはある、という方が良いかもしれません。また、リスクですので、なんらかの対策を行えば、デメリットとなる可能性は小さくなるといえます。

 床下断熱に比べ基礎断熱は白アリ被害のリスクが高い

どちらであれリスクはありますが、基礎断熱は断熱材が基礎に面しているため、白アリが近づきやすい、というのが主な理由です。特に私の家の場合、基礎外断熱・内断熱ともに行っており、中でも外断熱の場合はリスクが相対的に高いと言われています。

私の対策:床下掃除の際、被害がないか基礎内壁面も確認する。

先に書いた床下掃除を行う際に、同時に基礎内壁面も確認しようと思っています。万が一を心配して行動して、安心感を得ようかと。

構造的対策:基礎外断熱材に防蟻断熱材「パフォームガード」採用

パフォームガード

:防蟻断熱材なるものがあるのも家づくりで初めて知る言葉でした。

基礎外断熱の断熱材にパフォームガードが使用されています。また、防蟻用コーキングもしっかりとされています。基礎内断熱材は基礎高よりも少し低くなっており、その隙間から万が一の白アリ侵入は発見できるよう万が一対策もしていただけています。

暮らして2年は床下結露とカビ発生のリスクがある

床下画像

:床下(基礎)の中。天面の合板部分が結露することを床下結露という。湿気対策は必ずいる。
奥に見える光は床下ダンパーが開いており外の光が見えている。

どうして2年か?というと、基礎に用いているコンクリートからの水分が完全に蒸発するまで2年はかかる、と言われているからです。ベタ基礎で基礎断熱の場合、その蒸発された水分が床下面にたまり結露しやすい、結露すればカビが発生しやすい、という内容です。

私の対策:床下湿度を測定し湿度が高い時は床下エアコンで再熱除湿する。

床下湿度が高くて床下結露やカビが発生することは明らかなので、除湿すればよいという発想です。

そのため、再熱除湿機能を持っているエアコンを選びました。普通の(低温冷房)除湿機能ではありません

電気代は少し高いですが梅雨時に寒くならずカラッとした住空間にもなるので私はその意味でも好きな機能です。私は日立エアコンのXシリーズを採用しています。

Netatmoウェザーステーションで床下湿度も測定していますが実際に床下湿度は高かったです。そして、再熱除湿機能にてすぐに除湿効果がわかったので対策として有効に機能しています。

住んでみて大切な話だと殊更思えたので、詳細は別メモを書けたらいいなと思っています。

私の対策:床下エアコンで冷房はしない。冷房はLDKにあるエアコンで。

こちらは過去にメモした内容と重複するので詳細は割愛します。

冷房する=気温が下がる=相対湿度が上がる、です。そのため、結露する可能性があります

そのほかにも床下エアコンで冷房をすると結露以外のリスクも高まるので行っていません

興味ある方は是非過去メモを確認ください。

過去メモ:床下エアコン暖房の家は、冷房はどうしている?

構造的対策:床下換気口(ダンパー)がついている

暮らした後の対策というよりも、家を建てている間の建築中に床下結露を防ぐ目的で設置されています。

暮らした後、春・秋にも活用できますが、開け閉めが億劫なのと、エアコンの再熱除湿のほうが確実なので使用していません。

建築中からも既に対策がなされていて私にとっての安心材料でした。

最高のリスク対策は信頼できるホームビルダーを選ぶこと

ここまで記載してきた、デメリットとリスクへの対策や構造案をすべて施主である私が考えているわけはありません。住宅関連とはほど遠いごく普通のサラリーマンなのでそんな知識もありません。

また、記載した内容以上に、もっと多くの構造的対策をしていただけています。細かすぎて書けない点、また私自身も理解できていない点もあり、その意味でも知識をしっかり持ったホームビルダーに家づくりをお願いしたかったのです。

となると、結局、信頼できるホームビルダーを探すしかない、ということになります。いつも最後にはこの流れになるのですが、どう考えてもそうにしかならないんです。

信頼できるホームビルダーってなんだろう?

ただ、ホームビルダーに熱意があるから、とか、知り合いのホームビルダーだから、とか、よく連絡くれるから、とか、大幅な値引きしてくれるから、などの点で、信頼できるということとは違うと思います。

「設計士が施主と直接会話を行い、構造や複数の選択肢を基に、メリットとデメリットを伝えながら、提案をしてくれる。そして、その経験や実績は数値でも実証できる。家を建てた後も、しっかりとメンテナンスを考えてくれる。」

といったことが私にとっては信頼できる、という意味かなと考えましたた。もちろん、熱意も定期的な連絡もありがたいですが、まず必ず必要なのは上記の内容だと思ってホームビルダーを探しました。

それでも施主も少しの知識はつけたい

がり勉

こんなにガリ勉にはならなくても、一生に一度の家づくり、知識を多少はつけて理解して楽しく話がしたい。

信頼することと全てを鵜呑みにすることは違うと思いますので、信頼できるホームビルダーとできる限り対等に、要求と提案を繰り返し対話できるように知識はつけたいと当時思うようになりました。

また、別ホームビルダーの営業トークをかわす意味でも知識をつけることは有意義だったと思います。それっぽいことを過大に説明されることもよくあったので・・・。

どのように少しは知識をつけることができたのか、それもまたメモに残しておきたいな、とも思います。

今日のまとめメモ

床下エアコン暖房には非常に良いメリットがあります。もちろん、デメリット・リスクもあります。しっかりと対策を行い、メリットを享受できるようにしたいです。

  1. 床下エアコン暖房=高気密高断熱+基礎断熱+床下エアコンによる全館暖房
  2. リスク:基礎断熱は床断熱より「白アリ被害」がおきるリスクが大きい。
  3. リスク:基礎断熱は床断熱より「床下結露とカビ発生」のリスクが大きい。
  4. リスクは対策をおこなることで、発生する可能性は極小化できる。
  5. 最高のリスク対策は、数値を基に複数の提案がある信頼できるホームビルダーを選ぶこと
  6. 信頼できるホームビルダーを探すためにも施主も少しの知識を持とう。

デメリット・リスクとの向き合い方を教えてくれるホームビルダーに出会えると、よし決めよう!という気持ちになれました。おそらく生涯に一度の家づくりなので、本当に悩み悩み悶々としながら決めました。

自分の過去記録のためにもメモを書いていますが、近しいコンセプトを持たれた家づくりを検討中の方々にも少しでも役に立てば幸いです。興味があること、質問したいことがあれば、是非コメントをください。自分の気づきにもなります。できる限り回答もしくはメモとして書きたいと思います。

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