床下エアコン暖房の家は、冷房はどうしている?

これまでメモしてきたとおり、
24時間いつでもどこでも暖かい家」を第一キーワードとしてホームビルダーを探しました。
過去メモ:快適な家づくりに大切な3つのキーワード

高気密高断熱住宅専門の建築設計事務所であるコンセプト建築設計さんにて家づくりの依頼をしました。
過去メモ:建築設計事務所で家を建てた理由とは

その結果として、
床下エアコン1台による床下暖房を行う家に住んでいます。
過去メモ:床下エアコン暖房って・・・何?①
過去メモ:床下エアコン暖房って・・・何?②

床下エアコン暖房にて足元から暖かい環境が出来上がっています。

では、夏の季節に床下エアコンで冷房するのか?です。

床下エアコンで冷房はしない

結論から書いてしまいますが、
床下エアコンによる冷房は行っていません。
暖房用の床下エアコンのほか、LDKにエアコンをもう1台設置しており、その1台で全館冷房を行います。

エアコン画像

なぜ床下エアコンで冷房しないの?

床下エアコンによる床下暖房は快適そのものですが、以下の理由で床下冷房は行っていません。

  1. 冷気は下にたまるため床(足元)だけ冷えてしまう。全体が冷えない。
  2. 冷房運転でドレンホースの水もれが発生した場合、床下では確認できないリスクあり。

床下暖房は、暖気が上にのぼる性質もあり、1階だけでなく2階もゆっくりと暖まります。
逆に、床下冷房は、冷気が下にたまるため、床面しか冷えないのであまり機能しません。

また、エアコンによる冷房運転では必ず水をドレンホースで排出しますが、24時間連続運転しいつのまにか本体から水漏れしてしまった場合、床下を確認することができません。安心のためにも、冷房運転は避けておくべきかと思います。
(後日、セキュリティカメラの動作検知機能で、水漏れ検知ができることを確かめました。が、それでも念のため床下冷房は使用していません。)

上記の理由にて、吹き抜けにあるエアコン1台とシーリングファンで家全体に冷気を循環させています。

今日のまとめメモ

本当に高気密高断熱の家を建てられれば、以下の通りになりました。

  1. 床下エアコンは暖房のみに使用する。
  2. 冷房は吹き抜けにあるエアコンを使用する。
  3. 床下エアコンで冷房しない理由は、あまり冷えない、万が一の床下水漏れリスクあり。

正確にいうと、梅雨時に床下エアコンで再熱除湿機能で結露を抑制したりもしています。
家が建ち始めて間もない期間は、基礎コンクリートからどうしても水蒸気が発生しているため、その除湿目的のためです。そういった、床下エアコンならではの対策はまた別の機会にメモしたいと思います。

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